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単純性関節炎

いわゆる関節に水がたまるというものです。無菌性の炎症で、関節の老化や過労、外傷(打撲、捻挫)、風邪ひき等が原因になります。膝、股関節によく発生します。

関節の水というのは誰にでもありますが、その量が一定以上になると、水がたまったという状態になります。この水は、関節を包む袋の内側の膜が出しています。また、水が古くなったら、その膜が吸収し、水の質、量を調節しています。

しかし、関節の老化等により、この膜が炎症を起こすと、水をどんどん出し、関節内に水が増えてきます。

治療は、安静、冷却、圧迫が大切であり、当院では、膝にシップとパットを当て、包帯で圧迫しています。

朝から夜まで毎日圧迫を続けて頂くと、ほとんどの場合は治ります。ただし、治療が長期間に及ぶ場合がありますので、少し気長に考えて治療に来て下さい。

頑固な関節の水には鍼治療も有効です。